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『MAKI II』(マキ・ツー)は、浅川マキの通算2枚目のアルバム。1971年9月5日に東芝音楽工業 - エキスプレス・レーベル(現:ユニバーサルミュージック合同会社内EMIレコーズ・ジャパンレーベル)より発売された。 == 概要 == * 日本的情感のニュアンスが強かった前作『浅川マキの世界』のイメージと異なり、ジャズ、ブルース、ゴスペルなどに流れるスピリチュアルな波動に共振しながら、彼女が自立した音楽活動を創り出していること、そしてその世界が本質的なパワーを持ったものであることを、このアルバムは教えてくれている。〔CD(1992年7月22日発売、品番:TOCT-6557、帯より。筆者:前田祥文〕 * 「朝日のあたる家」のみライブ録音。 * タイトルが『MAKI II』以外に、『浅川マキ II』とも表記される。 * 歌詩カードは浅川マキ本人による直筆の歌詩が印刷されている。 * オリジナルレコード盤には、東芝の当時の高音質規格「PTS-DX-CLEAR SOUND SX-68(PTS-Ⅱ方式)」のシールがジャケットに貼付してあるものとないもがある。(なお「PTS-DX-CLEAR SOUND SX-68(PTS-Ⅱ方式)」とは、1971年〜72年頃に、東芝が採用していた技術で、この効果で歪みが少ないクリアな音となり、高域の抜けも良くなるというもの。〔東芝発売の当時のレコード帯裏の説明より。〕) * 1992年に、東芝EMI及びアルファレコードの“音蔵シリーズ”の一枚として初CD化。 * 2011年1月に、このアルバムを含む70年代アルバム10作、6月に80年代のアルバム14作がデジタルリマスタリングされた音源に、オリジナルレコード(LP盤)の歌詩カード(一部の作品に例外、及び色や紙質などの差異あり)、レコードレーベルを再現した、紙ジャケット仕様で復刻(初CD化作品含む)。但し、帯は紙ジャケットシリーズで新たにデザインされたものに統一され、オリジナルレコード帯は再現されていない。また『WHO'S KNOCKING ON MY DOOR』(1983年)以降はオリジナルレコード盤に元々帯がなく、帯代わりのステッカー(シール)が添付されていたが、こちらも再現されていない。 * 2011年に発売した紙ジャケット盤は、スキャン元のオリジナルレコードジャケットにシミが発生していたため、裏ジャケット下部に何箇所か点ジミが修正されることなく、そのまま印刷されている。 * 2016年3月23日、ユニバーサルミュージックより限定アナログ盤発売。規格品番:UPJY9027 (JAN 4988031135006) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「MAKI II」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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